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海界の村を歩く |
第6話 隠岐らく紀行 〜島根県隠岐〜 |
2日目へ
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島前知夫里島 大江
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3日目
島前
知夫里島 郡・大江
「Baby I love you」
隠岐4島の中でも最も小さく素朴な島、知夫里島へ内航船で移動する。海は相変わらず時化ていて、島に挟まれた内海でも波が高い。
15分で知夫里島来居港に着いた。ここはフェリーも立ち寄る港だが、他3島とは比べ物にならないほど待合所が小さい。周りに土産物屋はじめ何にもない。いやな予感。当然レンタサイクルぐらいあるだろうと思っていたがそんなものこの山がちな島にはないという。レンタカーはあるが、すでに予約でいっぱい。バスもない。ということは何か、徒歩しかないということか。。。
雨足が強くなってきた。しかも時折嵐になる。だけど歩くしかない。決心して待合所を離れ、傘の枝を両手で強く握りしめながら中心集落の郡地区へと向かった。
島前知夫里島 来居の民家の庭先
本日の宿民宿江田荘にたどり着く。はーいと82歳のかわいらしいおばやんが迎えてくれた。民宿はおばやんが一人で切り盛りしている。荷物を宿に置き、港を囲む郡・大江集落を嵐の中歩いた、、、傘が壊れた(涙)
郡・大江オレンジの石州瓦の漁村集落。美しい花と小鳥のさえずりに包まれていた。
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島前西ノ島 別府港から内航船で知夫里島へ向かう |
島前知夫里島 大江
石州瓦葺き替え工事中の家があった |
島前知夫里島 郡 河井のお地蔵さんの名水
タヌキちゃん可愛い! |
島前知夫里島 古海 |
島前
知夫里島 郡〜古海〜郡
嵐に耐えきれず、民宿に戻る。ランチの時間だけれど村には食堂なんぞ無いので、おばやんにお願いしてラーメンを作ってもらった。インスタントのサッポロ一番!おいしかったぁ。
古い家が残っている集落はないかとおばやんに尋ねてみた。島の北岸西の端にある古海(うるみ)という集落には何軒かあったという。地形図で見ても斜面上密集系のにおいがするので期待できるかもしれない。
そうこうしているうちに、空は明るくなり雨は上がった。片道徒歩1時間半、取材も入れて往復3時間半、よーしのんびり歩いて行ってみよう。
島前知夫里島 古海集落へ向かう道路からの眺望
古海への道は海岸線の高いとこるを通っていて、他の2島が眺められて雄大な景色が味わえる。そこを歌を口ずさみながら歩くのは楽しい。そうそう、小学生だった万訪少年が初めて旅した富士山麓の時も友達と二人で「ペッパー警部」をずーっと歌いながら歩いていたのを思い出した。
歩いてみると割と近く、古海は予想通りの斜面上密集系だった。しかも、海や緑や花を背景に、石垣と赤瓦が調和してとても美しい集落だった。
島前知夫里島
防波堤のコンクリートの穴の中にも草花が
4日目へ
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島前知夫里島 北海岸 遠くかすむは西ノ島 |
島前知夫里島 古海 |
島前知夫里島 古海 |
島前知夫里島 古海
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