日本橋界隈・旧中山道江戸発一日目(2003.09.06)
集落町並み探訪もそろそろ20年。訪れた場所ももうすぐ1000ヶ所(現在949ヶ所)。この区切を、このようなことを始めるきっかけとなった信州で迎えたいと思い始めた。そんな中「いらかぐみ」で、京都の西山さんが国道1号線完走紀行、何かと話題に上る京都の町並み、次回オフ会の候補に木曽路があがっている。それならと、「中山道旧道完走プロジェクト」を思いついた。旧中山道は今まで精力的に取り組んでいる。かなりの旧宿場も廻った。しかし、長期間にわたっているため辿っていない旧道もあるし写真の残っている宿場も飛び飛びだ。思い返してみると、きちっと旧道を辿って記録に残しているのは今年行った醒井〜河渡だけしかない。再訪もかねて東京と京都の両方から旧道、旧宿場町を辿り、もし来年のいらかぐみオフ会が木曽路で実現すれば、そこで東西紀行がドッキングするというのは面白いのではないかと考えたわけである。
今日はその初日で、東京駅八重洲口で降りて日頃飲み歩いている京橋界隈をまじめに町並みWalking、途中予定に無かったが次々と興味深い町が現れる八丁堀を経由して中山道の基点である日本橋に立った。実は私、恥ずかしながら日本橋という町を歩いたことが無く、ましてや日本橋の上に立ったことも無かった。
日本橋から証券会社の近代建築が見られる兜町、戦災から免れた町並みが見られる日本橋人形町、そして本郷〜白山上〜千石〜巣鴨〜板橋宿と旧中山道をずっと歩いた。
日本橋人形町や千石は戦災を免れた地域で、戦後のGHQ写真で確認したエリアを歩いたが、やっぱり戦災を受けていない町並みエネルギーはすごいもので東京都心部とは思えない町並みが見られた。
江戸発二日目は荒川戸田の渡しから蕨宿、浦和宿、大宮宿と旧道を辿り行き着くところまでである。さすがに今度は車で移動することになろう。一方、京発一日目は京都市内を廻ったあと醒井までを予定している。
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