温泉津 石見銀山とともに栄えた温泉のある港町

島根県
温泉津町
温泉津
沖泊




交通
JR山陰本線温泉津駅下車






温泉津


沖泊




2006.10.08
2014.05.31
温泉津は島根県中央部にある日本海を臨む町で、古くから港町として開けた。天然の良港はで古くは対朝交通の要地であり、近世には石見銀山(大森鉱山)の積出港として繁栄した。所属は江戸時代を通じて幕府直轄領大森代官支配地であった。また、北前船も寄港する温泉地でもあり、遊郭もあった。
現在、温泉津は大森とともに世界遺産に登録されている。しかし、かといって観光客目当ての整備は全くされておらず、あるがままの温泉地としての佇まいを残している。温泉街としては、駅近くの小浜地区にも含まれており、双方共に歴史的町並みとしての質はすこぶる高い。
また、都野津の町の北隣にある沖泊は、まさに銀の積出が行われていた港のある集落である。

港近くにある内藤家
温泉津の庄屋を代々勤めていた家。(上、左上)

温泉津の商店街。この先に恩町がある。(左)
温泉街の「薬師湯」(旧藤乃湯)
左上は2004年、左下は2006年、綺麗になった。伝建になり修復整備が進んでいる。

震湯(しんゆ)
薬師湯のひとつで、明治5年の浜田地震で噴出したことからこの名が付けられた。現在はギャラリーとなっている。(下)

震湯のドーマー窓(上)

震湯前の路地。温泉街らしい路地である。(左上)

元湯
町の創始ともなった場所である。(左)

温泉津温泉街の町並み
温泉津温泉街の町並み(上)

沖泊集落(左)
参考資料 リンク
温泉津町観光協会

参考文献
『日本の町並みU 中国・四国・九州・沖縄』 西村幸夫監修 平凡社