旧中山道江戸発二日目(2003.09.14)

旧中山道を辿る旅の江戸発の2日目である。
JR京浜東北線に乗って荒川を渡る。旧街道は戸田の渡しで船だった。江戸防衛のため橋は無かったという。
蕨駅で下車し旧中仙道方向へ一直線に延びる商店街を歩いていく。だんだんさびしくなると同時に古い商店が現れ始め、旧中山道との交差点に着いた。蕨宿は駅が離れてできたため比較的町並みが残っていた。そこから浦和宿の北の端まで歩いた。浦和も駅が旧道に比較的近くである割には古い町並みが残っていた。ただし中心部はビル並みである。
JRを越える浦和橋付近で古い町家が無くなってきたのでタクシーに乗って大宮へ向かう。線路の西側にはさいたま新都心の超高層ビルが建ち並んでいる。大宮の名の由来でもある氷川神社の参道が分かれる地点でタクシーを降り、旧街道沿い、駅から氷川神社へ向かう一ノ宮通り、参道の大並木を歩いた。
大宮駅から鉄道で上尾へ。上尾宿は駅が宿場の真ん中にできたのと駅周辺を道路拡張したのでかつての面影は殆ど残っておらず、かろうじて数件の町家から想像するしかない。
日も暮れたのでいったん目黒に帰る。明朝は桶川宿から出発である。
 

浦和
大宮
上尾