岐阜長良北町(岐阜県岐阜市) |
朝6時起床。昨晩の宴会でぐっすり寝ている同僚を起こさぬよう、静かにホテルの部屋を出る。今にも降りそうな曇天で時折カミナリがなっている。
長良橋を渡って長良北町を歩く。ここは岐阜市内の戦災から免れた場所のひとつで、地形図で旧街道沿いの町並みを確認していた。「いらかぐみ」の地元Satopyさんの紹介もあった場所である。町並みは旧街道に沿った商店街に残っていた。途中、長良川の第二堤防の水門を跨いでの町並みである。美濃地方らしい袖壁のある2階漆喰の町家が並ぶ。 |
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岐阜玉井町(岐阜県岐阜市) |
長良橋を南に戻って、橋の袂の長良川第一堤防と第二堤防の間にある玉井町を歩く。玉井町は、河港から発展した町並みで、江戸末期の建物も残っている。町家は木造2階建てで、2階は出格子のある黒漆喰塗りの壁で袖壁が付いている。河港として賑わった商家が連続して残る質の高い歴史的町並みである。 |
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柳ヶ瀬(岐阜県岐阜市) |
ホテルを出て金華山に上る。こういった観光旅行でなければ登ったりはしないだろうが登って正解。濃尾平野が一望の下に眺められ、木曾三川の流れとその中に形成された岐阜の市街が眼下に広がる。戦災で焼け残った玉井町や長良北町の甍も一目瞭然である。
柳ヶ瀬は、「柳ヶ瀬ブルース」でも有名な岐阜の歓楽街。東寄りは一般のクラブが多いが西半分は外国人パブが多いという。その町の規模は地方都市にしては結構なものである。中心を貫くアーケード街は元はショッピング街だったのであろうが、夜の飲食店が多くなっているようだ。
柳ヶ瀬の町の端っこにストリップ小屋があったが、朝だというのにオープンを待つ人が列を作っていた。 |
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