白壁 | 名古屋城下の武家屋敷町は和洋折衷のお屋敷町 | |
愛知県 名古屋市 東区 白壁4 主税町3 東外堀町 交通 名古屋市営地下鉄名城線市役所下車 北山通り 白壁1 東外堀町 2004.07.10 2004.10.26 |
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名古屋と言えば戦災後のダイナミックな都市計画がなされた町というイメージが強いが、旧市街の中でも戦災から免れた地区が結構ある。そのひとつである白壁地区は、名古屋城の東側に位置する江戸時代の武家屋敷町である。明治以降は大きな敷地を生かした高級住宅街となった。 通り景観は長く続く塀と庭の樹木が特徴で、300万石の武家屋敷町時代の町のスケールを感じることが出来る。樹木の奥には家屋が見え隠れするが、旧豊田佐助邸(上画像)など洋風建築や和風建築、和洋折衷建築など戦前のものがまだ多く残っている。昨今ではマンションへの建て替えが進んでいるが、門塀や樹木の一部を残した開発が目立つ。しかし、だんだんと高級マンション街へと変わりつつあるのが危惧される。 |
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名古屋城外堀のすぐ東側(東外堀町)に保存されている市政博物館(重要文化財)。大正11年竣工の旧名古屋控訴院、地方裁判所、区裁判所庁舎。 外観はネオバロック様式。 |
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市政博物館の内部。 | ||
白壁地区の町並み。白壁は、白漆喰塀と黒板壁とのコントラストが美しい街。 | ||
割烹旅館「加茂免」。丸石+色白漆喰壁+瓦+髄目の緑が美しい。和館の前に洋館を配する。 | ||
高級料亭「香楽」。創業70年の店。 | ||
門塀のみ残してマンションに建て換わった敷地。 | ||
白壁地区の町並み。 敷地を細分化して建てられた戦前住宅もある。 |
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白壁地区は戦災から免れた地区。お屋敷町の外周には戦前の長屋や町家が残っている。 市政博物館前の東外堀町の町並み。(上・左) |
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主税町の南にある飯田町の町並み。 | ||
白壁地区の東、相生町の旧道沿いの町並み。 | ||
参考資料 | リンク 名古屋市 参考文献 『日本の町並みT 近畿・東海・北陸』 西村幸夫監修 平凡社 |