甲府 木造不燃建築による戦後復興の町並み

山梨県
甲府市
丸の内1
中央1
朝日5





交通
JR中央本線甲府駅下車





中央


新天街




2016.12.03


甲府とは、甲斐の国の国府という意である。国府は、甲府市北部の古府中に置かれ、戦国時代は武田氏3代の居城地。1594年(文禄3年)浅野長政が古府中から新府(下府中)に城・町を移し、現甲府市の基礎をつくった。近世以降下府中が発展し、生糸・絹織物から発展した紡績、水晶・メノウの研磨工業、ブドウ酒醸造が盛んとなる。
甲府駅南側の中央1丁目が中心繁華街となっており、高級見回り品店を中心に、中央に百貨店が立地したアーケード街が形成されている。甲府の中心市街はほとんどが戦災を受けており、中心繁華街も戦災復興による戦後の街である。
戦災都市概況図:甲府
岡島百貨店の東側に残っていた戦前と思われる商家
紅梅北通りの町並み
紅梅北通りの町並み
オリオン通りの入り口。ここから南へ商店街がのびる
かすがもーるの町並み
かすがもーるの町並み

銀座通りの町並み
綺麗な架構の屋根(上)、両側の建物には木造(左)

仲見世(左下)

仲見世(左下)
こういう幹となる銀座商店街に枝的に商店街が付いているのは良くあること

コリド桜町の町並み

裏春日(左上、左下)、南銀座(上)の町並み
いずれも夜の飲食店街

春日あべにゅうから裏春日へ抜けるオリンピック通り
甲府駅北の朝日1丁目にある「新天街」という飲食店集合体
新天街の町並み
昭和な映画のセットのような場所だった
新天街の町並み
後ろ側は2棟が分かれていた
新天街の裏手の町は非戦災地区であり、戦前の古民家が残っている。 
参考資料 リンク
甲府市

参考文献
国立国会図書館デジタルアーカイブ 全国主要都市戦災概況図