柳井 瀬戸内の良港として発展した白壁と遊里の町並み

山口県
柳井市
柳井津
新天地
天神





交通
JR山陽本線柳井駅





柳井津

新天地






2003.05.24
2018.12.28

      
瀬戸内海にそそぐ柳井川の河口に柳井津の港があり、中世に入ると瀬戸内の良港、周防国における海上交通の要衝として栄えた。柳井川の東岸に沿う微高地に中世末に短冊状の町ができ始め、やがて合流地点方面へも発展していった。近世には「岩国藩の納戸」と呼ばれ藩の流通拠点となり、瀬戸内屈指の商都として発展し、木綿や油、醤油などを扱う商家が建ち並んだ。
町の西端部の古市金屋の本通り沿いに、江戸時代から明治初期にかけての白壁土蔵造りの重厚な主屋等、伝統的な町家が約40棟並んでいる。一方、東方は近現代の町であり、商店街や飲食店街が形成されている。特に柳井天満宮の北側の新天地は、遊里跡として面影を残している。
古市金屋本通りの町並み
古市金屋本通りの町並み
古市金屋本通りの町並み
古市金屋本通りの町並み
古市金屋本通りの町並み
古市金屋本通りの町並み

魚町界隈の町並み
新天地界隈の町並み
新天地界隈の町並み
新天地界隈の町並み
新天地界隈の町並み
新天地界隈の町並み
新天地界隈の町並み
新天地界隈の町並み
参考資料 リンク
柳井市

参考文献
「図説 日本の町並み8 山陰編」太田博太郎他 第一法規
「歴史遺産 日本の町並み108選を歩く」吉田桂二 講談社