六連島 花卉栽培を産業とする響灘の溶岩台地の島

山口県
下関市
六連島




交通
下関竹崎桟橋より定期船






六連島




2016.02.27
六連島(むつれじま)は、下関港の西約6kmの日本海響灘にある溶岩台地の島。中央の小高い丘には、世界でも3ヵ所しかないといわれる雲母玄武岩があり、国の天然記念物に指定されている。基幹産業は花卉・野菜を中心とした農業で、キク、カーネーション、キャベツが栽培されている。この島は「日本書紀」に「没利島(ぼつりじま)」と記され、古くから日本の歴史に登場している。地名の由来として、この島を中心に大小六つの島が連なっていることからとも、最初に住み着いた六人が島の土地を六等分したからともいわれている。(「シマダス」参考)
集落に使われている石垣は、雲母玄武岩なのかはわからないが、石垣が特徴となっている。そして、入母屋屋根の民家が密集し、瓦の色はオレンジとグレーが混ざる。島でありながら花卉栽培の農業の島で、集落の背後の台地の上には温室があって色とりどりの花が育てられていた。
定期船は下関駅の裏にある竹崎桟橋から出ている市営の渡船で20分。

台地の斜面に石垣で築かれた屋敷地。赤とグレーの瓦屋根が密集する。
六連八幡宮の境内から集落を見下ろす
六連島の町並み
六連島の町並み
六連島の町並み
六連島の町並み
六連島の町並み

六連島の花卉栽培(左上)
雲母玄武岩の碑(上)
日新タンカー六連油槽所(左下)
参考資料 リンク
下関市

参考文献