柱島 段々畑と宅地が一緒になって広がる農漁村集落

山口県
岩国市
柱島





交通
岩国港より定期船






柱島





2016.10.08
岩国港の南東約26km、広島・愛媛の県境に位置する柱島群島の中心島。多島海の美しい景観を誇り、一帯は瀬戸内海国立公園に指定されている。古くは、忽那七島の一つに数えられ、水軍史上有名な忽那七島水軍の本拠地として、西暦1000年頃から300年以上にわたって栄えた。太平洋戦争時、柱島近海は「柱島泊地」とされ、日本連合艦隊の停泊地となっていた。昭和18年には柱島沖合で戦艦「陸奥」が謎の爆発で沈没する事件も発生している。現在の基幹産業は農水産業で、岩国や広島に新鮮な魚や野菜、ミカンなどが出荷されている。また、四季をつうじて釣り客や観光客が訪れ、海洋性保養地として注目されている。(『シマダス』より)
斜面に石垣で築かれたる段々畑と宅地が一緒になって広がっている集落。港近くに家々が固まり背後の山にミカン畑という隣の忽那諸島とは趣が異なる。花崗岩が豊富なエリアらしい、石垣が美しい集落であり、板壁や土壁による家々と間の畑や屋敷林の緑が良く調和している。

片道1830円はちょっとお高い
柱島の町並み
柱島の町並み
石垣が美しい
柱島の町並み
柱島の町並み

柱島の町並み
斜面の上の方にも集落が広がっており、松田地区へとつながっている。大雨と体調が悪かったため取材を断念した。(左下)
参考資料 リンク
岩国市

参考文献
(財)日本離島センター『日本の島ガイド シマダス』1998年