長井 茅葺町家から近代洋風建築まで見られる町並み

山形県
長井市
十日町
大町
あら町




交通
フラワー長井線長井駅下車徒歩







十日町・大町


あら町





2005.05.21
2012.09.16
長井は米沢の北西、最上川の舟運で栄えた町である。北前船の寄港地酒田に入ってきた物資や上方文化は、最上川を遡って長井で荷揚げされた。旧船着場から町へ向う道筋にある十日町には珍しい茅葺屋根の町家が固まって残っている。十日町から南北の目抜き通りを南下していくと最初が大町で大きな屋敷(質屋)が残っている。そこから南はしばらく道が拡幅されていて古い町並みは残っていないが、本町2丁目辺りには近代洋風建築が、あら町には古い町家が飛び石状に残っている。最上川舟運で栄えた長井の町は、近代の色濃いクラッシックとモダンをあわせもつ町である。
あら町
中庭へ抜ける出入口を内蔵する町家。
あら町
山一醤油
あら町
あら町
旧銀行建築?
あら町
切妻平入の茅葺町家。表側が2階建で裏側は1階まで屋根を葺きおろしている。シンプルで美しい民家だ。
あら町
脇道に入ると蔵が多く見られる。
本町2丁目
旅館が2軒並んでいた地区。
本町2丁目
表通りに面して建つハーフティンバー調の医院建築。
本町2丁目
旧桑嶋眼科医院(桑嶋記念館)
大町
岩城屋
十日町1丁目
茅葺町家が四軒並ぶ場所。
十日町1丁目
300年続いた呉服商「丸大扇屋」
十日町1丁目
貿上醤油
高野町2丁目
旧郡役所(明治初期)
参考資料 リンク
長井市


参考文献
歴史遺産 日本の町並み108選を歩く』 吉田桂二 講談社