芳泉町 ・南原 |
城下町郊外に形成された米沢藩の原方郷士集落 | |
山形県 米沢市 芳泉町 通町 南原 交通 JR奥羽本線米沢駅下車タクシー利用 通町 芳泉町 南原 2005.05.21 |
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米沢の中心市街の南部に直線的な集落が見られる。米沢藩の下級下級武士は城下町周辺の荒地の多い地域に配置され、半農半士の屯田兵として農地を開墾した。その町数は22筋で屯田兵舎が直線的な町並みをつくっていた。街路を挟んで並ぶ家々は農家風の茅葺屋根で宅地は間口6間、奥行25間にほぼ統一されていた。一直線の通りに面しては屋敷が並び、屋敷の背後は畑地として開墾された。 米沢市南郊の芳泉町、通町、南原はいまも往時の景観を残している町である。家々の形は農家風ではあるが、通りには生垣が築かれ成長した庭木もあいまって郷士集落らしい独特な景観をつくりだしている。 |
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芳泉町 通りは直線的で北海道の屯田兵集落や東京埼玉の武蔵野に形成された新田集落と似ている。(1980年代撮影) |
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芳泉町 ウコギの生垣にコの字型の屋敷構え。入母屋造りの母屋からサイドに飛び出した中門が出入口。(1980年代撮影) |
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芳泉町 (1980年代撮影) |
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芳泉町 (1980年代撮影) |
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芳泉町 この家は1980年代に訪れたときと同じで残っていた。手前のブランコもそのままに。(上) 芳泉町 (左) |
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通町 入母屋に切妻の曲り家。 |
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通町 屯田兵集落の形態が一番良くわかる場所。茅葺の平屋民から通りを挟んで2棟ずつ向かい合っている。 |
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通町 ちょうど茅の差し替えを行っていた。 |
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南原 ここは隣棟間隔が広い気がする。上屋で覆われた土蔵が見られた。(左上、左、上) |
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参考資料 | リンク 米沢市 参考文献 『図説 日本の町並み2 南東北編』 太田博太郎他 第一法規 『日本の町並みV 関東・甲信越・北陸・北海道』 西村幸夫監修 平凡社 |