竹ノ塚 高度成長期に開発された下駄ばき店舗の団地街

東京都
足立区
竹ノ塚





交通
東武伊勢崎線竹ノ塚駅下車






竹ノ塚




2014.08.16

足立区竹ノ塚のあたりは、かつては日光街道沿いの平坦な水田地帯であった。明治32年に東武鉄道の北千住〜久喜間が開通すると、翌33年に竹塚駅が開業した。戦後、昭和30年を過ぎた頃より農村から東京近郊の住宅地への土地利用転換が進み、昭和34年に駅東口の都市計画が決定、36年に住宅公団の土地区画整理事業が認可され開発が始まる。計画にあたっては、真っ新に街路を引きなおすのではなく、当時あった道の多くを残したものだった。やがて水田や用水路は姿を消し、第一・第二・第三団地をはじめ、公園が次々と建設された。急速に高層住宅団地による都市化が進められ、昭和42年にすべての事業は完工した。
竹ノ塚駅を下りると駅前広場を取り囲むように団地が建っている。そして、1階の部分が通り際までせり出し、上部がセットバックしている造りによって、人工的ではあるが商店街が形成されている。また、それは既成市街地の商店街へと連続している。一方、駅の西側はいわゆる既成市街地の商店街で、戦後系の看板建築が建ち並んでいる。
竹ノ塚駅東口の団地の町並み

竹ノ塚駅東口の団地の町並み

竹ノ塚駅東口の団地の町並み
竹ノ塚駅西口の町並み
竹ノ塚駅西口の町並み
竹ノ塚駅西口の町並み
参考資料 リンク
足立区

参考文献