青梅新町 | 慶長年間に開拓された青梅街道沿いの新田集落 | |
東京都 青梅市 新町 交通 青梅新町 2011.12.29 |
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下師岡村の名主吉野織部之助が慶長年間(1596〜1615)に、青梅から箱根ヶ崎にわたる原野を切り開いた。南北中央に青梅街道を通し、その両側に日本の六六州にちなんで屋敷割を一軒分、間口九間として三三区画ずつの短冊形に分け、出百姓を募って住まわせた。屋敷の間口が狭い割に前庭を広くとったのは、将来市を立て宿場町をつくる計画があったからだといわれている。開村当初の町並みは不明だが、幕末頃には入母屋、平入、茅葺の養蚕農家に建て替えられた。 青梅街道と短冊状の町割りはそのままに、面影を残している建物は、今となっては文化財保存されている旧吉野家主屋のみである。 |
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青梅街道沿いの新町の町並み | ||
旧吉野家住宅 開拓者末裔の家で文化財として保存されている。 |
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古い建物はほとんどないが、残っていた蔵。 | ||
屋敷林と生垣 | ||
青梅街道の町並み(左上) 屋敷の裏側の通り。新田開発らしく、街道沿いに主屋があって、短冊状に畑が広がる(上、左下) |
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参考資料 | リンク 青梅市 参考文献 「図説 日本の町並み3 関東編」第一法規 |