西小山 渋沢栄一の田園都市構想第1号でつくられた町

東京都
品川区
小山5,6





交通
東急目黒線西小山駅下車




西小山




2008.02.24
 西小山は、渋沢栄一がイギリスの住宅地をモデルにした「田園都市構想」から生まれた町である。それは有名な田園調布(東京都大田区)に先駆ける第一号だった。渋沢は大正7年に会社を興し、小山八幡神社のある高台を住宅地として開発するが、それにつれて立会川周辺には商店街が形成された。そして花街までも存在した。花街は立会川(現在暗渠化されている)に沿った一角で、昭和40年ころ、料亭15軒、芸者40人ほどだったそうだ。現在の立会川上部の道路には痕跡は見られないが、道路から北東へ入ったところにそれらしき佇まいの住宅が2軒あった。

西小山駅東口商店街のレトロな建築(上上)

西小山駅前の八百屋さん(左上)

西小山駅東口の商店街(上)

商店街を抜けた立会川し沿って花街があった。(左)

川沿いには面影がないが、路地に痕跡あり(左、上)
川沿いのスナック。こんな住宅街に一見場違いな感じでスナックがあったりするのが旧遊里の現象(左)

立会川の桜並木(上)
「東京浴場」という大それた名前の銭湯。かつては遊里の銭湯だったのだろう。(左)
参考資料 リンク
品川区

参考文献