西新井 近世掛け茶屋を起源とした戦前建築群による門前町

東京都
足立区
西新井1




交通

東武大師線大師前駅下車





西新井





2011.04.08
西新井大師は、五智山遍照院総持寺という真言宗のお寺である。天長年間、弘法大師が関東巡錫の時に当地にとどまり、十一面観音を造像し、悪病平癒を祈願したのに始まるとされる。本尊は「厄除け火防のお大師様」として崇敬され、江戸時代は「男は川崎大師、女は西新井大師」と言われた。
その門前町は、江戸時代に参拝客向けにできた掛け茶屋が起源であるという。現在七軒で「門前会」を結成しており、料亭や手焼きせんべい屋等の立派な戦前の建物が軒を連ねている。
山門から門前町を見る  
山門前の中田屋。割烹、草団子。

川魚料理、草団子の小柳家。うなぎが自慢で、主に四万十川産天然うなぎを使用しているとか。(左)
参道門前の町並み
大変手入れの良い出桁造り町家の浅香家
「馬目焼き」という高級型焼きせんべいが名物
大師の門前町は昭和のたたずまいが色濃い町並み
この店は以前銅板の緑だったのでしょう。上からペンキが塗られていました。
大師門前の町並み
参考資料 リンク
足立区

参考文献