倉掛 檜原北秋川最奥の天界の村

東京都
檜原村
倉掛





交通

JR五日市線武蔵五日市駅よりバス、藤原下車徒歩




倉掛




2011.07.16
2019.05.05
天界の村とは、谷が深いために日当たりの良い耕地を求めて山の天辺に上った山の民の集落のこと。その存在は、関東山地から赤石山脈西部、紀伊山地、四国山地、九州山地に多くが確認されている。
多摩川の支流、秋川の流域では、北秋川と南秋川の上流に日当たりのよい斜面にへばりつく集落が多くみられるが、最も谷から高いものは北秋川最奥の倉掛集落であろう。斜面にへばりつくというよりは登り切った尾根の上にあるため立地は緩やかであり、見晴らしがとても良い。かつては不明だが、現在の世帯数は少なく、農地も荒れている。なぜこんな山の天辺にまで上ったのか、現在では不思議に思うほどの立地である。

北秋川の谷底から山道を登っていくが、この先に集落があるとは思えない。しばらく上るとはるか上の方に家影が見える。(上)

途中にあった2軒の集落(左上、左)
登りきると尾根の上に集落が形成されていた。
尾根の上から途中にあった2軒の集落(倉掛地区の一部と思われる)を見下ろす 
倉掛集落の民家
斜面の集落を見下ろす
かぶと造りの民家
見よこの谷の深さを
倉掛集落でも養蚕は行われていた
耕地には水田はなく、かつては焼畑が行われていたのであろう。
倉掛の町並み(2019年)
倉掛の町並み(2019年)
倉掛の町並み(2019年)
倉掛の町並み(2019年)
倉掛の町並み(2019年)
倉掛集落(2019年)
ドローン空撮。尾根上に形成されていることがよくわかる。
倉掛集落(2019年)
ドローン空撮。尾根上に形成されていることがよくわかる。
参考資料 リンク
檜原村

参考文献