神津島 | 軍需産業で潤ったRC造民家の密集系漁村集落 | |
東京都 神津島村 神津島 交通 竹芝桟橋より東海汽船さるびあ丸 神津島 2016.11.07 |
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東京から南に約180km、伊豆諸島の中間に位置する。「続日本後紀」承和7年(840)の条には、「上津島」の噴火の記録が残っている。島の中央にそびえる標高574.2m天上山の山頂から見下ろす景観は素晴らしく、新東京百景にも選定されている。農業・漁業・観光が島の三大産業で、特に1980年代から観光に力を入れている。温泉保養センター、神津島空港なども完成し、観光客が増加した。島周辺の白砂の砂浜や透き通る海では、マリンスポーツが盛ん。「三宅記」によると、伊豆諸島の水分け会議を開くため島の神々が集まったことから神津島と名がついたという。(「シマダス」参考) 神津島の民家は、昭和30年代の朝鮮戦争を契機に、軍事用に平草(オオプトと呼ばれる海藻)の輸出で景気が上向き、家々の多くが増改築されたという。そのためかRC造民家が多く、沖縄の町並みに雰囲気が似ている。 |
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島の東海岸砂糠山の断崖に表れている黒曜石の地層(上上) 神津島の黒曜石は縄文時代に関東から静岡県にかけて流通していた(上) 神津島の町並み RCやモルタル系の家が多い |
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かつての神津島の町並み(上、左上) 郷土資料館の展示写真より 神津島の町並み(左) |
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神津島の町並み 神の集まる島らしく、町のあちこちに道祖神がある。(上) 新島で流行したコーガ石(抗火石)の壁(左上) |
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神津島の町並み RC系の民家(上、左上) 密集系集落の路地 |
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神津島の古民家(移築保存)(上、左下) 木造民家(左上) 保存民家と同様に雨戸抑えのための支柱が付けられている。 |
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神津島の町並み 流人墓地(左下) 江戸時代、思想家が宗教家がこの島に流された。 |
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参考資料 | リンク 神津島村 参考文献 日本の島ガイド『SHIMADAS(シマダス)』公益財団法人日本離島センター |