東中野 戦災復興の町 青梅街道と早稲田通りを結ぶ道

東京都
中野区
東中野3,4
上高田1





交通
JR中央線東中野駅





駅前飲食店会


東中野銀座





2017.02.18
jJR東中野駅は、1906年(明治39年)甲武鉄道柏木駅として開業、1917年(大正6年)中央線東中野駅と改称される。東中野駅から北西に延びる道は、江戸時代末期から青梅街道と早稲田通り(旧昭和通り)を結ぶ主要な道であり、現在「東中野銀座商店街」となっている。しかし、東中野周辺は戦災に遭っており、戦災都市地図によれば東中野銀座も焼失エリアである。通り沿いの商店には、東京の商店街よろしく看板建築が見られるが、特徴は擬石の見事なものが複数あること。これら擬石系の看板建築は、戦前にも見られるが、ここのものは戦災地区として戦後のものであろうか。
一方、駅前には「駅前飲食店会」なる夜の街がある。空地や閉鎖された店舗もあるので、再開発を待っているエリアのようだ。昭和な飲食店街として味わうなら今の内である。
JR中央線東中野駅
19世紀に使用されたレールを再利用して造った駅。

東中野駅前飲食店会
空地や閉鎖された店舗が目立つ。再開発の準備に入っているようだ。

東中野銀座商店街
戦災地区のため復興の町並みだ。
東中野銀座商店街
見事な擬石系の看板建築が複数見られる。戦後のものと思われる(上の店舗は樋が見えるから看板とは言わないか)

銀座商店街を先に進んだ上高田1丁目の町並み(左)
銀座商店街を先に進んだ上高田1丁目の町並み
覆輪目地
参考資料 リンク
中野区

参考文献