鮎喰 徳島市街で戦災から免れた唯一の町

徳島県
徳島県
徳島市
鮎喰町
庄町





交通
JR徳島線鮎喰駅下車






鮎喰



2011.08.31
徳島市の城下町としての発展は1585年(天正13)蜂須賀家政(はちすかいえまさ)の入国に始まり、以後明治維新まで徳島藩の中心として繁栄した。徳島市街の西の端にあたる渭西地区の佐古や鮎喰(あくい)は良質の地下水に恵まれ、藩政時代から味噌、醤油の醸造業のほか、染色、織物業が行われていた。
鮎喰は、旧伊予街道に沿った町で、太平洋戦争でほぼ全域を焼失した徳島市街の中にあって、唯一戦前の町並みを残すエリアである。香川県から徳島県にかけて分布する本瓦の重厚な屋根の立派な商家が残り、徳島線の土手上の鮎喰駅、佐古の浄水場(煉瓦造)なども見どころである。
鮎喰の西の端に本瓦を屋根に載せた重厚な商家が多く集まっている。
鮎喰の町並み
袖うだつがユニークなデザインの商家
軒高の揃った長い町並み
軒高の揃った長い町並み
鮎喰の商家

JR徳島線の土手上鮎喰駅。

佐古の浄水場(左)
参考資料 リンク
徳島市

参考文献