白沢 奥州街道一番目の宿場 水路と石積みの町並み

栃木県
宇都宮市
白沢町










白沢





2015.01.02

白沢は、江戸五街道の一つ奥州街道の第1宿として、江戸時代から明治期に栄えた宿場である。その名残から、宿場町の風情や宿の賑わいを思い起こさせる歴史性のある建物や文化などが多く残っている。近世には奥州街道の中央を流れていた水路が、現在は道の両側に移され、道路は宿場町の特徴である鈎型の形状を有しており、その沿道に間口が狭く奥行の深い近世以来の地割が継承されている。また、近在に大正期に建材として人気を集めた凝灰岩「大谷石」の産地があり、白沢の町の中にも凝灰岩が多く使われている(産地は不明)。

白沢の町並み
通りの両側に水車を設置した水路が整備されている。
白沢の町並み
白沢の町並み
凝灰岩を美しく使用した座敷蔵
白沢の町並み
凝灰岩の蔵
白沢の町並み
凝灰岩の民家
土台の石が上手に削られて通気口が作られていた
白沢の町並み
裏手に回ると石蔵が並んでいた
参考資料 リンク
宇都宮市

参考文献