大輪 秋葉街道が通る天竜川東斜面の茶畑山岳集落

静岡県
浜松市天竜区
(旧佐久間町)
大井
大輪





交通





大輪





2019.05.03
中央構造線の周辺に分布する山岳集落=天界(あまさか)の村は、長野県遠山郷から県境を越え静岡県に入ると、天竜川が刻んだ深い谷の両側斜面に分布する。これは、谷が広いこと、南北であることから、東西両側お斜面上に集落が形成されているといえる。
旧佐久間町から旧龍山村にかけては天竜川は秋葉ダムに堰き止められたダム湖になっていて、谷底には集落はない。佐久間大輪の方に聞いたところによると、かつての集落は川の近くにあったが、水害に逢い今のような高い位置に移転したという。大輪集落では、茶畑と石垣集落の中を徒歩でしか通ることのできない旧秋葉街道があり歩くことができる。集落は、茶畑の中にうずまるように点在する家屋の風景で、茶摘みの時期に訪れるとその美しい風景に誰もが魅了されるだろう。
大輪の町並み

大輪の町並み
大輪の町並み
大輪の町並み
この茶畑の中の細い道が旧秋葉街道(上、下)。

大沢の茶園農家
大沢の茶園農家
参考資料 リンク
浜松市

参考文献