安良里 | ショーウインドとオーニングが特徴の漁村集落 | |
静岡県 西伊豆町 安良里 交通 安良里 2007.05.26 |
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古くは「阿羅里」または「阿蘭里」と書き、「新たに開いた村(里)」という意味といわれる。戦国時代北条水軍によって阿羅城が設けられていたが、1590年に豊臣水軍らによって攻撃を受け落城した。港は巾着港と呼ばれがごとく、入り口が狭く奥に広がった自然の良港で、その地形を利用して、明治時代から昭和30年代までイルカの追い込み漁が盛んだった。一時期は、イルカ漁の安良里といわれるくらい全国的にも名が知られていた。 現在では漁業は衰退し、その地形の特異性からヨットハーバーの町となっている。有名は加山雄三の所有する光進丸もこの港に停泊している。 町並みは、伊豆半島の特徴である海鼠壁と伊豆石の建物が見られる。ところが安良里独特のものがあって、商店(あるいはかつての商店)には必ずといっていいほど、ショーウインドウとオーニングが見られるところ。時の町の大工が流行らせたのであろうか。 |
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安良里の町並み 旅館宝来屋 |
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安良里の町並み | ||
海鼠壁の蔵(上、左上) |
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集落内の町並み。 妻面に伊豆石や海鼠壁を用いて延焼を防いでいる。 |
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集落内の町並み この家にもショーケースとオーニングが見られた。 |
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参考資料 | リンク 西伊豆町 参考文献 |