松江 | 宍道湖につながる大橋川に面する旧市街 | |
島根県 松江市 東本町 末次本町 伊勢宮町 交通 JR山陰本線松江駅下車バスまたは徒歩 東本町 伊勢宮町 2006.10.07 2019.10.05 |
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島根県の県庁所在地である松江の市街地は、宍道湖と中海に挟まれた松江平野を占め、中央を大橋川が貫いている。慶長5年(1600)堀尾氏が亀田山に松江城を築城。近世は松平氏18.6万石の城下町として、また北前船の寄港地として発展した。中心市街地の殿町・母衣町は官庁街、大橋川両岸の商業地などは旧城下町の町割りの形態を伝えている。湖畔の風景は東洋のベニスともいわれる絶景。 松江は戦災を受けていない数少ない県庁所在地のひとつである。大橋川の両岸に形成されている京町商店街などの商業地には、戦前の建物が数々残されている。京町商店街の道幅は戦前の町のままであるが、大橋通りから東の東本町から道幅が広がっている。それは昭和6年(1931)に発生した末次大火後に復興した街であるからであり、昭和初期の町並みが見られる。一方、大橋川の南岸は和多見町・伊勢町という飲食店街で、伊勢宮町はかつて遊郭だった。昭和2年(1927)の旧米江楼の建物が残っている。 |
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東本町の町並み 軒下や袖卯建が派手な戦前の町家。 |
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東本町の町並み 交差点の角切に面して昭和初期の色濃い洋風町家が建つ。 |
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東本町の町並み 現在は夜の飲食店が集まる街 |
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東本町の町並み 軒下や袖卯建が派手な戦前の町家。 |
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京店町の京橋川に面する町並み。 | ||
南殿町の町並み 京橋川に面する町並み。 |
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末次本町の町並み 鯛茶が有名な料亭旅館皆美館。 |
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和多美町の町並み 和多見町にはかつて遊廓があった。 |
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伊勢宮町の町並み 松江の夜の飲食店街。中に遊廓建築が残っていた。 |
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参考資料 | リンク 松江市 参考文献 『赤線跡を歩く2』 木村聡 自由国民社 |