簸川 築地松が点在する簸川平野の散居集落

島根県
斐川町
原鹿
黒目
ほか





交通
JR山陰本線直江駅下車






斐川町原鹿


斐川町黒目





2006.10.07
散居集落は川の氾濫源の場合が多く、僅かに高い土地を選んで屋敷が建てられている。平野のため風も強く防風林が発達する。
簸川平野もその典型で、築地松と呼ばれている屋敷林に囲まれた家々が点在する散居村である。


上面を水平に両端を反らして綺麗に刈り込まれる。(左上)
主屋への採光を考慮し切りかかれているものもある。(左下)
直線的に屋敷が並ぶ場所も多い(上)

切り欠かれた築地松(左)
築地松は間から空が透けるので面白い。
築地松は西側、次に北側に配置される。
北西に配置された築地松が並ぶ集落風景(左、下)
茅葺の民家も数棟見られた。
築地松の高さは8mはあろうか。刈り込むのも大変であろう。現在ではその数を減らしつつある。
参考資料 リンク
斐川町

参考文献
『図説 日本の町並9 山陰編』 太田博太郎他 第一法規
『歴史の町並み 中国・四国・九州・沖縄編』 保存修景計画研究会 NHKブックス
『日本の町並みU 中国・四国・九州・沖縄』 西村幸夫監修 平凡社