大血川 奥秩父雲取山に近い大血川谷の天界の村

埼玉県
秩父市
(旧大滝村)
大血川



交通







大血川





2006.05.14
西日本の太平洋側に分布する「天界の村」こと、山の中腹に立地する山岳集落の東の端が関東山地である。中でも埼玉県奥秩父地方は山が高く谷は深く、天界の村を成立させる要件が整っている。旧大滝村は荒川の最上流域に山村で、谷間には斜面上の集落が点在している。
埼玉県と東京都の県境に位置する三峰山(妙法ヶ岳(1332m)、白岩山(1921m)、雲取山(2018m)の三山)の東側に深い谷を刻んでいる荒川支流の大血川。その南西向き斜面上に大血集落はある。対岸の尾根の上には大陽寺があり、境内から集落を見下ろすことができる。2000m級の山を背景にしたスケールの大きな谷だ。
霧藻峰からの尾根の上に建てられた大陽寺。(上)

寺の境内から谷を見下ろすと大血川集落が見える。
大血川集落
大血川集落
大血川集落
大血川集落
大血川集落

大血川集落
参考資料 リンク
秩父市

参考文献
『日本の集落 第1巻』 高須賀晋・畑亮夫 建築資料研究社