北浦和 東京近郊のベッドタウンとして発展した昭和の町

埼玉県
さいたま市
浦和区
北浦和3,4
常盤10





交通
JR東北本線北浦和駅下車





北浦和


常盤





2016.11.12



北浦和は、かつて木崎村大字針ヶ谷という中山道に沿った一農村であった。現在の京浜東北線(省線電車)が昭和7年に開通、その後浦和と与野の間に駅がほしいという地元の要望により、昭和11年に北浦和駅が開業した。中山道が駅の東側を通っており、町は中山道を軸に形成された。ちなみに、針ヶ谷一帯は桐の産地として知られ、「針ヶ谷箪笥」は有名なブランドであった。
昭和22年に北浦和駅西口が開業。西側の住宅地開発が進行する。そして、西口駅前地区の一帯は、戦後区画整理事業によって再整備された。
関周辺の町並みは、戦前から市街化が進行した町であるが、戦後のモルタル系や金属折板系の看板建築など、昭和の面影を色濃く残している。特に、北浦和4の三州屋商店会や西口銀座商店街などが見どころである。
北浦和西口銀座
北浦和西口界隈
北浦和西口界隈
北浦和西口の三州屋商店会
かつて三州屋という大きな旅館があったが、地下鉄が通りことを契機に取り壊され、飲食店街が形成された。一時期は38軒あったそうであるが、現在は1/3程度になっている。とても不思議な空間だ。
三州屋商店会の町並み

三州屋商店会の町並み
三州屋商店会の町並み
北浦和西口銀座の町並み
北浦和西口銀座の町並み
裏町に飲食店街があった(常盤10)

北浦和西口銀座の町並み
裏町に飲食店街があった(常盤10)
北浦和東口の町並み
旧中山道(左)
北浦和3の商店街と平和湯(下)
参考資料 リンク
さいたま市

参考文献