膝折 旧川越街道の宿場町の面影を残す町並み

埼玉県
朝霞市
膝折町




交通
東武東上線朝霞駅下車徒歩またはバス






膝折





2014.08.13
川越街道は、中山道板橋宿の平尾追分から川越城下に至る江戸時代に整備された街道。宿駅は、上板橋、下練馬、白子、膝折、大和田、大井、川越で、旧道は現在の川越街道にあたる国道254号線から所々で分岐し、白子、膝折にかつての面影を残している。
膝折には地名の由来につながる、『敗走していた小栗判官が乗った愛馬・鬼鹿毛が、ついに力尽きて膝を折り息絶えたのがこの地』という伝説があるという。旧街道の面影は感じられるが、宿駅当時の建物は脇本陣を勤めた村田家のみで、建築年代は安永〜天明期(1772〜1789年)と推定される。寄棟平入りで街道に平行に下屋が出ている。また、他は戦前と思われる古民家が数棟見られ、関東平野らしい出し桁造りの切妻平入り、蔵などもみられる。
旧川越街道膝折宿
脇本陣村田家
旧川越街道膝折の町並み
旧川越街道膝折の町並み
旧川越街道膝折の町並み
旧川越街道膝折の町並み
旧川越街道膝折の町並み
旧川越街道膝折の町並み
旧川越街道膝折の町並み
出し桁造りが見事な民家
参考資料 リンク
朝霞市

参考文献