飯能 秩父の山林をひかえた材木の集散地で栄えた町

埼玉県
飯能市
本町
仲町
八幡町
東町



交通
西武池袋線飯能駅下車






飯能





2011.08.13
飯能は、入間川の上流名栗川の谷口集落で、江戸時代には市が立ち発達した。名栗川沿いの地域は、近世「武蔵木曽」といわれた西川材の生産地で、スギ、ヒノキの生産が多く。それらの集散地であり筏の中継地でもあった。産業は、従来の製材業や繊維業のほか、電気機器工業が発達、東京のベッドタウン化も進行している。
町は入間川の北側河岸段丘上に形成されていて、東西の秩父往還に沿って古い町並みが残っている。中でも、広小路から西には出桁造りや土蔵造りの民家が並んでいて旧街道の風情が感じられる。仲町の一角は遊里が、広小路から東側は昭和の香り漂う商店街で、東飯能駅近くまで続いている。
西武池袋線飯能駅のすぐ近くにあった商店。ここから旧秩父往還の広小路交差点まで斜めに道が伸びている。古い街道であったと思われる。
広小路交差点の町並み
看板建築で、いくつもの棟が見える。
琺瑯看板がたくさんついた家(仲町)
旧秩父往還の町並み(本町)

旧秩父往還の町並み(本町)

有里への入口「畑屋横丁」の料亭畑屋)(左)
 

本町の町並み(上)

飯能銀座の町並み
この看板建築の辺りに入間馬車鉄道の駅があった(左)

柳町の町並み(左下)

 
旧遊郭の高島家
昭和初期から置屋から料亭として引き継がれた建物。(上)

遊里の町並み(左)
町のエッジにあたる入間川の河原
参考資料 リンク
飯能市

参考文献