鶴橋 戦災のない大阪 銅板壁の長屋が集まる町並み

大阪府
大阪市
生野区
鶴橋2



交通
JR大阪環状線鶴橋駅下車徒歩






鶴橋



2008.03.06
大阪市内はかなりの範囲で戦災を受けているが、JR環状線の東側は被災を免れた地域が多い。鶴橋商店街「つるしん」(鶴橋商店街振興組合)は、終戦後、鶴橋駅周辺に約3000人の露天商が集まり、自然発生した「闇市」を起源としている。ここに焼け出された人々が集まったのも戦災を受けていない地域に囲まれていたからであろうか。彼らはやがて組織化し、東アジアの5カ国(日本、大韓民国、朝鮮人民民主主義人民共和国、中華民国、中華人民共和国)に人々が集まって、昭和22年に300店舗1200人の加盟による「鶴橋国際商店街連盟」がつくられた。その後、「鶴橋商店街振興組合」となり、現在のような横引幕式アーケード屋根で覆われ、現在では二代目三代目の店主が店を継承している歴史と賑わいに満ちた商店街へと発展した。また、商店街の周りは戦災を免れた戦前の建物を多く見ることができる。

※カメラの設定を誤り撮影したピンボケ写真を掲載していることをお詫びします
海老江三丁目
参考資料 リンク
大阪市

参考文献