信太山
新地
昭和30年に戻ったような知る人ぞ知る特殊旅館街

大阪府
和泉市




交通
JR阪和線信太山駅下車徒歩









2009.03.20
信太山は和泉山脈北麓の丘陵地。北端の台地(標高15m)に「恋しくは訪ね来てみよ和泉なる信太の森のうらみ葛の葉」と詠まれた「葛の葉の子別れ」伝説地の信太森がある。丘陵西部は陸上自衛隊新太山駐屯地となっている。信太山新地がいつからなぜここに造られたのか。戦中からあると言われ、おそらく駐屯地があるからであろう。
JR阪和線の信太山駅から大阪方面に線路沿いに約500mほど歩くと右側にある。入っていくと昭和30年代に戻ったような新地の空間のままで、戦後のアパートのような造りの「旅館」が軒を並べる。
※注意:毎月20日の定休日の早朝以外は歩くべからず
街は閉じた一角になっている。駅方面から入って振り返ったところ。(上)

「白瀧八大龍王」という社があった。(左)
戦後の木造モルタル外装の建物がずらっと並ぶ。個体差はほとんどない。
豪華な造りの旅館

戸建て、長屋など様々。一階周りの装飾にそれぞれの違いが見られる。
毎月20日は休みの看板が立てられている。ネット上でも情報はほとんどない。知る人ぞ知る町。
信太山新地の町並み
参考資料 リンク
和泉市

参考文献