尾崎 関西空港を臨む旧紀州街道の在郷町

大阪府
阪南市
尾崎町
新町





交通

南海電鉄本線尾崎駅下車





尾崎



2005.04.11
 
旧紀州街道(浜街道、孝子越道)に沿って平入つし2階塗籠造りの町家が連続する。
1階の軒は装飾化された持ち送りが特徴。
1階は板壁に分割された出格子の場合が多く、出格子の間や建物の隅に石が置かれる。(上)
南北の紀州街道と交差する通りの町並み。大きな商家が向かい合う一角で、左側は造り酒屋。
紀州街道と交差する通りの町並み。
ここにも出格子の両脇に石が置かれている。(上、左)
町の北に小さな川がありここで古い町は途切れる。その外側にあったなんてことないアパート。たくさんのアンテナを屋根に立てているその佇まいからはすでに懐かしさを感じる。
紀州街道の西側、海岸沿いの町並み。
紀州街道沿いとは変わって漁師町のような雰囲気になる。
海岸沿いの町並み
海岸には防波堤が造られテトラポットが並ぶ。海の向こうには大きな飛行機が着陸しているような形をしている関西空港を臨む。

海岸近くの神社の前がだだっ広く空いている。神輿台があったので祭祀空間のようだ。
参考資料 リンク
大阪市

参考文献
『日本の町並みT 近畿・東海・北陸』 西村幸夫監修 平凡社