寄島 瀬戸内の港町から地場産業の町として繁栄した町並

岡山県
浅口市
寄島





交通







寄島




2009.05.05
寄島は、瀬戸内海の水島灘に面する漁村で、中心集落の早崎は1839年(天保10年)に干拓された。江戸時代は鴨方藩の外港として繁栄、幕末から明治初期にかけては回船問屋が軒を連ねたというが、鉄道開通後は衰退した。地場産業の麦稈帽は日本一の生産量を誇っていた。
町並みは海岸線に沿った一本道に展開する。大浦神社から東側のあたりには大きな屋敷が並んでいて、漁村というよりはその後の産業で潤った町並みなのであろう。岡山県らしい海鼠壁と本瓦が特徴で東に下見板貼りの役所建築が残っている。

寄島早崎の町並み
寄島早崎の町並み
寄島早崎の町並み
寄島早崎の町並み
洋館を合築させた民家
寄島早崎の町並み
寄島早崎の町並み
一本山側の通りに面する民家。海鼠壁のデザインが斬新。
寄島早崎の町並み
参考資料 リンク
浅口市

参考文献