大多府島 近世藩が開港し風待港でもあった小さな港町

岡山県
備前市
日生町
大多府





交通
日生港または頭島港より定期船利用





大多府島





2015.12.28
日生の南6kmにある島。北岸は天然の良港で、南側は奇岩に富む日生町有数の景勝地である。1698年(元禄11)岡山藩が開港、農民を移住させて開拓した。また、瀬戸内航路の風待港でもあった。現在島民は主に海運業に従事している。(「シマダス」参考)
日生港より定期船が頻繁に運航されているが、2015年4月に待望の架橋工事が竣工し、今では頭島港からでも渡ることができる。集落はほとんどが平地で、コンパクトである。港に面して比較的立派な二階建て民家が建ち並んでおり、風待港時代の面影であろうか、この手の小さな離島としてはやや珍しい。
大多府島の町並み
大多府島の町並み
大多府島の町並み
大多府島の町並み
大多府島の町並み
大多府島の町並み
頭島の町並み
大多府島の町並み
大多府島の町並み
六角井戸。旧幕のころ諸国の廻船御用船に飲料水を供給していた。

大多府島の町並み
大多府島の町並み
参考資料 リンク
備前市

参考文献
「日本の島ガイド シマダス」(日本離島センター)