鉄輪温泉 随所で噴気が上る豊かな源泉に恵まれた温泉街

大分県
別府市
風呂本
井田





交通
JR日豊本線よりバス




鉄輪温泉





2019.03.02
別府市の中心部から西北へ約5kmにある温泉郷で、別府八湯の一つ。標高100m〜200mの石垣原(いしがきばる)扇状地の北部に位置し、幾十条もの湯煙に代表される大噴気・熱湯地帯である。源泉数249(枯湯130・利用111・未利用8)。起源は、建治2年時宗の開祖一遍上人がこの地にきて、地の神の怒りを鎮めて、蒸し風呂を造り、衆生の病苦を救ったと伝えられている。大正初期の年間湯治客は約7万人、昭和15年は10万人を越え、第二次大戦中は陸海軍の傷病兵温泉治療場として活用された。昭和39年九州横断道路が別府湾からこの地を通過して以来、近代的観光温泉地として大小のホテル・旅館が急増し、大温泉街を形成した。湯量が豊富で、いたるところで噴気が上がっている様は、まさにわが国の温泉街を代表する景観である。
鉄輪温泉の町並み
国の登録文化財ともなっている富士屋旅館(下)

鉄輪温泉の町並み
別府石お古い石畳(上)と別府石の石垣(左上、左下)
鉄輪温泉の町並み
鉄輪銀座通り。
鉄輪温泉の町並み
平田川沿いの道。いたるところで蒸気が上っている。
鉄輪温泉の町並み
平田川沿いにある「谷の湯温泉」
鉄輪温泉の町並み
鉄輪温泉の町並み
「湯けむり通り」はまさに道の真ん中の溝から蒸気があがる。(上)
鉄輪温泉の町並み
鉄輪温泉の町並み
みはらし坂からの俯瞰
参考資料 リンク
別府市

参考文献