深島 移住と開拓を繰り返してきた歴史のある猫の島

大分県
佐伯市
蒲江
深島





交通
蒲江港より定期船





深島





2019.03.23
大分県の南東端、蒲江港から南に9kmの日向灘に位置する。地殻変動で沈降水没した陸の山頂部といわれている。周囲は大小無数の岩礁、切り立った海食崖、海蝕洞がある。南部と北部にある台地状の2つの島が、「はま」と呼ばれる砂洲で結ばれ、砂洲のくびれた部分に集落がある。気候は温暖多雨で、夏期には南南東、冬季には北西の季節風をうける。もともと御手洗水軍の拠点だったと伝えられ、享保6年(1721)に本土から農民が移住し開拓が始まったが、寛保3年(1743)に佐伯藩の流刑地となり、明治5年に蒲江浦から7人が移住、再び開拓された。現在は小型まき網漁を中心とした沿岸漁業が営まれている。(「シマダス」参照)

蒲江港から屋形島を経由して渡る。猫の島で知られ訪れる観光客は多い。
深島の町並み
2つの島が砂州でつながったという様子がよくわかる。
深島の町並み
深島の町並み

深島の町並み
砂州の上は広場のようになっていた。建物は「深島かまど味噌工房」(左上)。

広場から南の斜面に形成された集落(左下)。
深島の町並み
主屋と付属屋で前庭を囲んでいる。
深島の町並み
以下は南部地区
深島の町並み
深島の町並み
浜辺のゴロタ石を積んだ石垣が段々状に宅地を作っている。
深島の町並み
深島の町並み
道路端におばあさんが3人並んで作業していた(右手)。
深島の町並み
深島の町並み
深島の町並み
東側の海岸
深島の町並み
北部地区
深島の町並み

深島の町並み
小学校跡(左)
 

深島食堂
参考資料 リンク
佐伯市

参考文献