松代 謙信が軍用道として整備した松之山街道の宿場町

新潟県
十日町市
松代





交通
北越急行ほくほく線松代駅下車





松代





2012.08.18
現在十日町市に含まれている旧松代、松之山両町一帯は江戸時代に松之山郷と呼ばれていたが、それ以前鎌倉、室町、戦国時代は「松山保」と呼ばれていた。上杉謙信の時代(1530〜1578)、旧松代町を通る松之山街道(上越市稲田〜南魚沼郡塩沢町)は、関東出陣のための軍用道として使われ、整備された。松代地区は、松代宿として街道の要所となり、松之山郷内から人が集まり繁栄した。
このエリアは新潟県山間部の多雪地域であるが、最近北越急行線が開通して便が良くなった。町は切妻妻入り、あるいは入母屋妻入りの家並みとなっている。妻面、あるいは入母屋の破風面には貫の軸組を表した意匠が特徴となっている。
旧松之山街道松代宿の町並み
旧松之山街道松代宿の町並み
旧松之山街道松代宿の町並み
旧松之山街道松代宿の町並み
旧松之山街道松代宿の町並み
松代町は棚田が美しい地域でもある
参考資料 リンク
十日町市

参考文献
『図説 日本の町並み4 北陸』 第一法規