宇久平 平家落人伝説の残る漁業と放牧の島

長崎県
佐世保市
宇久町






交通
佐世保港より高速船、フェリー





宇久平





2015.05.04


宇久島は佐世保市の北西約60km、五島列島の北部に位置し、標高259mの城ケ岳を中心としたなだらかな丘陵の広がった島である。生業は、漁業とともに和牛の放牧であり、平家伝説の島として知られる。平清盛の弟である平家盛が壇ノ浦合戦後、この地に逃れてのち7代(200年)にわたり五島一円を統治したという。宇久島は五島列島の歴史と文化の発祥地といわれている。(参考「シマダス」)
島の中心である平郷の町を歩いた。東側に海を臨む港で海岸線と平行な通りを主軸として横に展開する町と、そこから丘陵地の方へ縦に展開する町とによって構成されている。横軸の町には商店や旅館、郵便局、銀行など商業的な性格で、縦軸には住宅、旧武家屋敷、密集系漁村の町並みがみられる。
宇久平の町並み
横軸の商店街
宇久平の町並み
横軸の商店街
宇久平の町並み
横軸の商店街
宇久平の町並み

横軸の旅館が集まるエリア(町のほぼ中央)
宇久平の町並み
横軸の商店街
画像左手の建物は旧銭湯か?
宇久平の町並み
横軸の商店街の端部
この先は密集系漁村らしい町並みとなる
宇久平の町並み
このような板張り、入母屋桟瓦葺き、瓦は漆喰で固められている家が伝統的なものと思われる
神島神社廻りの町並み

平家盛以下7代の墓がある東光寺(上)と周辺の町並み(左上)

宇久氏7代の館跡と言われる屋敷地(左下)

 
宇久氏7代の館跡と言われる屋敷地
町の東エリアは密集系漁村の様相を呈している。

東エリアの町並み
 
参考資料 リンク
佐世保市

参考文献