西彼大島 炭鉱町から造船所の町へと変化した町並み

長崎県
西海市
大島町





交通






西彼大島


崎戸島





2017.05.02



長崎県西彼杵半島の西方海上4kmにある島。中央にある白百岳公園を頂点に、東側は商工業・住宅などが立地し、西側はゆるやかな傾斜地に段々畑が拓け、海岸線に沿って農漁業集落が点在している。江戸時代は大村藩の施政下にあり、放牧場として利用されていた。半農半漁のこの島の発展は、松島炭鉱大島鉱業所による昭和10年の炭鉱開発に始まり、以来、昭和45年の閉山まで石炭と共に栄えた。その後、最新鋭の中型船造船所が進出し、県北臨海工業地帯の中核として発展途上にある。本土とは、1999年架橋により結ばれた。(「シマダス」参考)
集落としては、入江に古くからの集落があるが、造船所の近く大島町の周りは社宅街である。その中に商店街と夜の飲食店街が形成されている。商店街は、谷の坂道に、夜の飲食店街はその東側の丘の上にあり、どうしてここに造られたのか不思議な感がある炭鉱町時代の名残である。
炭鉱町時代に商店街が形成された間瀬商店街
間瀬商店街
間瀬商店街
間瀬商店街
間瀬商店街
間瀬商店街
間瀬商店街
通りと右端のコンクリート擁壁の間の細長い敷地にも小さな店舗が建ち並んでいたそうです。
間瀬商店街
大島歓楽街
店舗と店舗の間に入り口がある。
 
大島歓楽街
入っていきなり急な階段
大島歓楽街
階段を上ると丘の上にスナック街が形成されている

大島歓楽街
スナック街特有の怪しげな意匠
 
大島歓楽街
大きな妓楼のような建物があった。(上)

大島造船所(左)
崎戸島の崎戸本郷集落
海岸線の家には防潮と防風を兼ねていると思われる石垣が見られる。
崎戸島の崎戸本郷集落
参考資料 リンク
西海市

参考文献
『シマダス』㈶日本離島センター