奈留島 | 自然の良港と隠れキリシタンの集落の見られる島 | |
長崎県 五島市 奈留町 大串江上 大串夏井 浦 交通 福江港より定期船 奈留島江上 奈留島夏井 奈留島浦 2017.05.03 |
||
長崎市から五島灘を隔てて120km、五島列島福江島と中通島の中間にある。海岸線は出入りが激しく、島の面積に比べて海岸線が長いことでも知られている。古くから良港として知られ、遣唐使船が度々寄港して船の修理や風待ちをし、倭寇の根拠地にもなっていた。勘合貿易船(遣明船)も寄港している。江戸時代には外国船を見張るための遠見番所が置かれた。また、大村藩の外海地方から多くのキリシタンが入植している。湾入りした入江などに22の集落が点在し、まき網漁や一本釣、ハマチ・タイ養殖など漁業が主産業。伝統ある教会や自然景観などみどころの多い潮騒の島である。(「シマダス」参考) 奈留島は100%漁業の島、したがって耕地がない。リアス式海岸地形の深い入り江の相ノ浦港と奈留港は、町が互いに南北につながって中心集落を形成している。そのほかは、小規模な集落が多い。西海岸の奈留瀬戸を臨む江上集落は、隠れキリシタンの集落といわれ、大正7年に建てられた教会堂が文化財として修理されているほか、集落の修復整備も進められている。一方、相ノ浦湾を臨む大串夏井集落は、家屋の壁の一部を石塀で築いたものが見られる。 |
||
浦~相ノ浦の町並み | ||
浦~相ノ浦の町並み | ||
浦~相ノ浦の町並み | ||
浦~相ノ浦の町並み | ||
江上の町並み | ||
江上の町並み | ||
江上の町並み | ||
江上の町並み | ||
江上の町並み | ||
江上の町並み | ||
江上教会(修復工事中) | ||
江上教会 | ||
昭和36年ころの江上地区 | ||
江上の町並み | ||
江上の町並み | ||
夏井の町並み | ||
夏井の町並み | ||
参考資料 | リンク 五島市 参考文献 『シマダス』㈶日本離島センター |