松浦黒島 集落すべてが台地上に形成された石の島

長崎県
松浦市
鷹島町
黒島免





交通
阿翁港・御厨港・船唐津港よりフェリー





黒島





2019.10.20
鷹島の西海上約4kmに位置している。中央部の最高標高が73m、島全体が台地で、高さ40〜60mの切り立った海岸線が続く。古くは「石島」と呼ばれ、暮石材の産地として知られていた。島の西方に平戸諸島、北東に壱岐島や対馬が望め、美しい海岸線と好漁場があり、風光明媚な島である。(「シマダス」参照)
長崎県には3つの黒島があるが、ここは県内で最も東に位置する。
港に近づいても家が見えないのは、集落が台地上にあるため。
島の外周は切り立っていて埋め立て地以外は平地がなく、台地上へは40m上る。
かつては「石島」と言われ採石もされていた
黒島の町並み
坂を上りきるとようやく集落が見えてくる。耕地に囲まれた集落。
黒島の町並み
集落は緩斜面上であり随所に石垣が見られる。黒島石(垂々石)の産地で400年の歴史をもつといわれる。

黒島の町並み
桟瓦葺き入母屋・切妻屋根、縦板壁、石垣が特徴。
黒島の町並み
商店の看板が二か所あった。
黒島の町並み
黒島の町並み
共同の水場であろうか(上)
参考資料 リンク
松浦市

参考文献
「シマダス」日本離島センター