小値賀
前方
捕鯨と酒造の上層民家 雛壇状の斜面集落

長崎県
小値賀町
前方郷
筒井浦
唐見崎





交通






筒井浦


唐見崎





2018.04.28
佐世保から航路で90kmの西海上、五島列島の北部に位置する。小値賀諸島は総面積25.40㎢、大小17の島からなり、ほとんどの島が火山の噴火によってできた火山群島で、その美しい海岸線を含め、全島が西海国立公園の指定を受けている。小値賀島も大小20ほどの臼状火山(マホーデ)がある島で、もともと2つに分かれていたものが干潟で1つの島になった。遣唐使の寄港地だった歴史もあり、寛永年間(1624〜44)からは捕鯨で栄えた。アワビ海士漁の伝統もある。現在の基幹産業は水産業と農業で、一本釣・刺し網漁のほか、アワビ・サザエ・ウニ・ヒジキ・ワカメなどの根付資源にとくに恵まれ、特産品となっている。農業は畑作中心で、和牛飼育、キヌサヤエンドウ・メロン・スイカなどが特産品だ。(「シマダス」参照)
前方郷筒井浦地区に石塀が立派な大きな古民家があった。ここはレストラン藤松という飲食店で利用されている。旧藤松家は、捕鯨と酒造りで富を築いた旧家であり、建物は160年以上の歴史がある。レストランは完全予約制で新鮮な海の幸が味わえる。ただしランチのみ。オヤジが1人で入る店ではないので、外から拝見するのみ。石塀の石は面を揃えた切石積で、目地が白い漆喰で埋められていた。
小値賀島はアメーバのように海岸線をしている。前方郷の北西に唐見崎という半島があって、集落がいい感じに見えるので向かった。なるほど、遠景で見えたように、緩斜面が雛壇状に宅地化されていて、同じ規模の家が棟を等高線に揃えるように建っている。
筒井浦の町並み
筒井浦の町並み
筒井浦の町並み
前方郷筒井浦地区に石塀が立派な大きな古民家があった。ここはレストラン藤松という飲食店で利用されている。旧藤松家は、捕鯨と酒造りで富を築いた旧家であり、建物は160年以上の歴史がある。レストランは完全予約制で新鮮な海の幸が味わえる。ただしランチのみ。オヤジが1人で入る店ではないので、外から拝見するのみ。石塀の石は面を揃えた切石積で、目地が白い漆喰で埋められていた。
筒井浦の町並み
筒井浦の町並み
前方郷筒井浦集落を歩く。石塀は敷地外周を巡らすのではなく一部だけなのは、小値賀島共通。
筒井浦の町並み
唐見崎の町並み
小値賀島はアメーバのように海岸線をしている。前方郷の北西に唐見崎という半島があって、集落がいい感じに見えるので向かった。
唐見崎の町並み
なるほど、遠景で見えたように、緩斜面が雛壇状に宅地化されていて、同じ規模の家が棟を等高線に揃えるように建っている。
唐見崎の町並み
比較的新しい時代かな。でも擁壁が石垣製だから、それなりに時間は経っていそう。
唐見崎の町並み
唐見崎の町並み
唐見崎の町並み
唐見崎の町並み
唐見崎の町並み
参考資料 リンク
小値賀町

参考文献