荒川温泉 捕鯨基地として賑わった五島唯一の温泉街

長崎県
五島市
玉ノ浦町
荒川





交通






荒川温泉





2018.03.24



福江島西側中央部、玉之浦湾に面する五島列島唯一の温泉地であり、港は遠洋漁業の基地でもあった。古くは1856(安政3)年に玉之浦の代官より荒川で温泉を発見したとの通報があったと記録されており、その後、明治期になると浜辺の噴出する湯を汲み上げて入浴していたようである。現在の温泉は、1913(大正2)年に、当時12歳の山下佐吉氏により発見され、その後紆余曲折を経て豆谷源蔵氏が権利を買い受け、開発が進められた。一方、五島では江戸時代の初めから捕鯨が行われていて、1年に80頭の捕鯨があった年のことが古文書に記されている。1957(昭和329年頃富江町に日水、玉之浦町荒川に大洋と日東の捕鯨基地があった。
現在の荒川温泉の町並みは、伝統的な造りではあるものの比較的時代の新しいと思われる旅館建築が並んでいる。捕鯨が盛んだったころに大いににぎわっていたであろうから、遊里的な色合いがあったかもしれない。
かつての荒川漁港の様子
荒川温泉の町並み
荒川温泉の町並み
荒川温泉の町並み
荒川温泉の町並み
荒川温泉の町並み
荒川温泉の町並み
荒川温泉の町並み
荒川温泉の町並み

荒川温泉の町並み
荒川温泉の町並み
参考資料 リンク
五島市

参考文献