坂城 千曲川沿いの工場町かつては北国街道の宿場町

長野県
坂城町
坂城
新町
立町
横町



交通
しなの鉄道坂城駅下車徒歩





坂城




2009.08.23
坂城町は千曲川に沿った町。中心の坂城は近世坂倉氏の城下町であり北国街道の坂木宿でもあった。明治以降は街道交通の機能を失い町は衰退した。戦後は機械工業が進出、また刀匠の町でもある。
旧北国街道はJR坂城駅前で直角に折れる。坂城駅から東へ向かうのは横町、駅から北へは立町。古い町並みは立町からその先の新町にかけてみることができる。特に川を渡った脇本陣の辺りは古い家が連続して残っている。
ここは江戸時代の初め坂木宿本陣の宮原家がおかれたところ。本陣は寛政11年(1799年)に焼失し、以後脇本陣の中沢家が代わって本陣を務めたが、天保4年(1833年)に宮原家が再建され、参勤交代での加賀藩の本陣は交代で勤めるようになった。

表門(左上)は江戸時代中期のものが残っており、住宅(左下)は昭和初期のものである。
立町の町並み
立町の町並み
立町川沿いの町並み
新町の町並み
新町の町並み

新町の町並み
脇本陣(左上、上)
参考資料 リンク
坂城町

参考文献