根羽 売木	戦国期に三河から信濃になった三州街道の宿場町
長野県 根羽村 上町 下町 売木村 中央 交通 根羽 売木 2014.07.21
	長野県根羽村は、愛知県境近く、矢作川の支流根羽川上流域を占める山村である。長野県というより愛知県と言った方が納得感のある位置であるが、それには理由がある。中世は三河に属していたが、戦国時代の国取合戦で信濃に返球された。その中心集落である根羽は、「塩の道」三州街道（現在の国道153号線）の中馬宿として栄えたが、飯田線が開通後は衰退した。 三州街道でいうと信濃国最南の宿場町である根羽村は、もう一つの街道（長野県売木村や愛知県東栄町に至る）と分岐点でもあり、山深いこのエリアの交通の要衝であった。しかるに、その二つの街道の交差点に「ゴハンギョ」と呼ばれる道標が残っている。町並みもこの道標付近に往時の面影を残している。
		旧三州街道根羽宿の町並み
		旧三州街道根羽宿の町並み
		旧三州街道根羽宿の町並み
		旧三州街道根羽宿の町並み
		もう一つの街道沿いの町並み
		集落内で最も大きかった屋敷 「ゴハンギョ」道標の脇にある
		もう一つの街道沿いの町並み
		もう一つの街道沿いの町並み
		旧三州街道根羽宿の町並み 「ゴハンギョ」道標の脇を上ったところにある民家。石垣がきれいだった。
		売木の町並み 天竜川の支流売木川の上流域を占める山村の中心集落。町並みは超歯抜け状態で、２，３棟の古い民家が残っている程度。画像の建物は旅館。
参考資料	リンク 根羽村 売木村 参考文献