阿智駒場 阿知川左岸に形成された三州街道の宿場町

長野県
阿智村
駒場




交通






阿智駒場





2012.07.28
 阿智村は長野県南部の天竜川支流阿知川流域を占める山村で、中心集落の駒場は信濃と三河を結ぶ三州街道とここで分岐して美濃に向かう清納路街道の追分宿であった。古代は東山道が神坂峠を越えて信濃に入る際の玄関口に当たっていた。現在は街道交通の衰退により村勢は衰退しているが、往時の町並みが面影を残している。
 阿智川左岸の河岸段丘上に立地する町は、緩やかにカーブした旧三州街道に沿っており、切妻平入りの二階建て家、洋風下見板張りの旧阿智郵便局、一歩引いて海鼠壁の蔵という町並みが形成されている。町の中央あたりで分岐し阿智川を渡って下郷村へ通じる街道に沿っても町並みは続いている。その分岐点周辺の町割りが斜面の地形と相まって複雑になっており、一見遊里の匂いもして変化があって面白い。
旧三州街道阿智宿の町並み
旧三州街道阿智宿の町並み
旧三州街道阿智宿の町並み
通りに面しては主屋が並ぶが、一歩はいると海鼠壁の蔵が多い。

下郷村方面への街道を分けるあたりの町並み。路地の坂道に料亭のような木造三階建てがあったり銭湯があったりして、旧遊里の匂いがする面白い空間。
参考資料 リンク
阿智村

参考文献