白石	白石三石で栄えた奥州街道の宿場町・城下町
宮城県白石市亘理町城北町西益岡町交通ＪＲ東北本線白石駅下車徒歩城北町亘理町西益岡町 2001.07.22 2005.05.21
	阿武隈山地と奥羽山脈の間に広がる白石盆地の中心都市である白石は、古くは土豪白石氏の根拠地だが、白石城築城（1902年）以来は片倉氏の城下町であった。また、城下には奥州街道が貫いており宿場町でもあった。「白石三石（さんぱく）」とは温麺（ううめん）、和紙、生糸という特産物のことで、何れも製品が白いのでこう呼ばれた。白石の町並みは、旧白石城の北東側に武家屋敷町、町人町という逆Ｌ字型の城下町が基盤になっており、中でも城の北側に武家屋敷と町人町（宿場町）の古い面影が残っている。
		江戸を出発点とした旧奥州街道は南から城下に入り、白石駅近くの本町通り商店街から宿場町が始まる。亘理町で左折して国道131号線となり西へ進み700mほどまでである。本町通りはアーケードもあって一軒の蔵造りの町家を残すのみだが、国道113号線沿いには蔵造りと近代洋風建築が数棟見られる。左の画像は旧街道（町人町）が折れる亘理町あたりの町並み。左上は蔵の旅館である。

		国道113号線の町並み亘理町の交差点に建つモダンな看板建築。
		国道113号線の町並み平入の蔵造りが多く、脇に中庭に抜ける門がある。一軒一軒の間口は広い。
		国道113号線の町並みこの町家が見所。東北らしく海鼠壁の蔵造りで、妻入りの蔵を添える。（左上、上）洋風の町家も数棟見られる。（左下） 2001.07.22

		国道113号線の町並み平入の主屋と脇の門の構成。 2001.07.22
		国道113号線の町並み古い町並みを歩くと懐かしいモダンな理髪店にめぐり合える。この「今井理容所」はいままで見た理髪店の中でもベスト３に入れたい一品。窓の木サッシュがなんともいい。 2001.07.22

		旧白石城の北側、外堀（沢端川）に面する武家屋敷町「後小路」。旧小関家が公開されている。（左） 2001.07.22
参考資料	リンク白石市参考文献

白石	白石三石で栄えた奥州街道の宿場町・城下町
宮城県白石市亘理町城北町西益岡町交通ＪＲ東北本線白石駅下車徒歩城北町亘理町西益岡町 2001.07.22 2005.05.21
	阿武隈山地と奥羽山脈の間に広がる白石盆地の中心都市である白石は、古くは土豪白石氏の根拠地だが、白石城築城（1902年）以来は片倉氏の城下町であった。また、城下には奥州街道が貫いており宿場町でもあった。「白石三石（さんぱく）」とは温麺（ううめん）、和紙、生糸という特産物のことで、何れも製品が白いのでこう呼ばれた。白石の町並みは、旧白石城の北東側に武家屋敷町、町人町という逆Ｌ字型の城下町が基盤になっており、中でも城の北側に武家屋敷と町人町（宿場町）の古い面影が残っている。
		江戸を出発点とした旧奥州街道は南から城下に入り、白石駅近くの本町通り商店街から宿場町が始まる。亘理町で左折して国道131号線となり西へ進み700mほどまでである。本町通りはアーケードもあって一軒の蔵造りの町家を残すのみだが、国道113号線沿いには蔵造りと近代洋風建築が数棟見られる。左の画像は旧街道（町人町）が折れる亘理町あたりの町並み。左上は蔵の旅館である。

		国道113号線の町並み亘理町の交差点に建つモダンな看板建築。
		国道113号線の町並み平入の蔵造りが多く、脇に中庭に抜ける門がある。一軒一軒の間口は広い。
		国道113号線の町並みこの町家が見所。東北らしく海鼠壁の蔵造りで、妻入りの蔵を添える。（左上、上）洋風の町家も数棟見られる。（左下） 2001.07.22

		国道113号線の町並み平入の主屋と脇の門の構成。 2001.07.22
		国道113号線の町並み古い町並みを歩くと懐かしいモダンな理髪店にめぐり合える。この「今井理容所」はいままで見た理髪店の中でもベスト３に入れたい一品。窓の木サッシュがなんともいい。 2001.07.22

		旧白石城の北側、外堀（沢端川）に面する武家屋敷町「後小路」。旧小関家が公開されている。（左） 2001.07.22
参考資料	リンク白石市参考文献