仙台 戦災のない仙台 白壁と大学キャンパスの町並み

宮城県
若林区
南材木町
荒町(

青葉区
片平2
五橋2
(田町)

青葉区
柏木1
(北鍛冶町)





交通

JR東北本線仙台駅下車






南材木町


片平


柏木




2012.10.22


東北地方の政治・経済・文化の中心都市である仙台は、1601年(慶長6年)伊達正宗が青葉山に青葉城を築城して以来、270年間仙台藩62万石の城下町として繁栄した。城跡付近に八木山公園や文化施設が整備され、東北大学も移転した。奥州街道、仙塩街道、作並街道あつまる交通の要地でもあり、東一番丁・国分丁付近が中心繁華街である。
しかし、仙台の町は太平洋戦争時に空襲を受けており(1945年7月10日)、中心市街をはじめ広範囲にわたって戦災を受けている。戦災都市地図を参考に、戦災を免れたエリアを調べると3つの街道に沿った旧市街外周部に数棟の町家が残っている。また、西側にある東北大学片平キャンパスや東北学院大学の構内と周辺の町も戦災を免れている。一方、戦災を受けた市街地の中で鉄筋コンクリート造であったために焼失を免れた建物も残っている。
仙台城下略図(1890年頃)

旧奥州街道
南材木町の町並み
旧奥州街道
南材木町の町並み
旧奥州街道
南材木町の町並み
旧奥州街道
南材木町の町並み
旧奥州街道
荒町の町並み
東北学院大学キャンパス(上)

東北大学片平キャンパス(左)

旧奥州街道
東北大学片平キャンパス近くで、戦災エリアとの境目近くに残っていた建物(銭湯:左下、中華会館:下)
戦災を受けたエリアの真っただ中で残った戦前の建物(上)

旧奥州街道
柏木(北鍛冶町)の町並み
旧奥州街道
柏木(北鍛冶町)の町並み
参考資料 リンク
仙台市

参考文献