島勝浦	海の恵みで繁栄し平地が埋め尽くされた集落
三重県 紀北町 （旧海山町） 海山区 島勝浦 交通 島勝浦 2008.12.27
	尾鷲市須賀利は三重県南部の熊野灘に面する漁港である。このあたりはリアス式海岸で湖かとおもうような静かな水面である。近海の海の幸に恵まれ真珠母貝や牡蠣の養殖も盛んだった。漁業の繁栄とともに集落は拡大し、狭い平地を隅々まで埋め尽くし、斜面を上っている。リアス式海岸は普段はとても静かな海でも地震時には津波を心配しなければならない。集落を歩くとチリ地震の時の津波の高さの表示や避難場所への誘導サインに出会う。
		島勝浦に向って尾根を越えると集落全景を見渡すことができるそポットがあった。（左） 集落内の目抜き通り（下）
		島勝浦集落の風景 丸石の石垣をところどころでみる。
		チリ地震の時の推移の表示。昔の教訓を忘れないようにして非常時に備えている。（上） 津波避難経路のサイン（下）
		集落内で見かけた味わいのある壁の数々（左、下）
参考資料	リンク 紀北町 参考文献 『日本の集落　第２巻』　高須賀晋・畑亮夫　建築資料研究社