奥津 伊勢本街道の難所階坂峠を控えた西の宿場町

三重県
津市
美杉町
奥津





交通






奥津




2015.03.01
雲出川左岸に発達した奥津の町は、階坂峠の難所を控えた西の宿場町として、また、鉄道開通後は、若宮八幡宮への参詣口として大いに栄えた。奥津とは、川の最上流の船着場、渡し場の意味で、交通の要所で物資の集散地を表している。
奥津の町並みは、同じ伊勢本街道お上多気とはまた違った味わいがある。鉄道が通じていたこともあって、山中の町場といった趣がある。JR名阪線は名張〜松阪間をつなぐ構想だったが、昭和10年に松阪から奥津まで開通した後工事は中止された。駅構内に残る給水塔が蒸気機関車の時代を物語っている。
上多気の町並み
上多気の町並み
上多気の町並み上多気の町並み
上多気の町並み
上多気の町並み
上多気の町並み
 
参考資料 リンク
津市

参考文献